Panst.jsは動画管理ソフトです。
HDDの動画ファイルをChrome等のWEBブラウザーで動画サイトのように表示します。
サムネイル取得、タグ付け、いろいろな条件で検索といった機能で、目的の動画を探しやすくします。
再生はMPC-BE等のアプリを起動して再生します(なのでPC専用です)。
2023/11/21 version 0.6.5 テスト版
2023/11/20 version 0.6.4 テスト版
2023/11/08 ソースコードにファイル(license.txt)を追加して再公開しました。
2023/11/04 開発者用ページを作りました。ソースコードを公開しました。
2023/11/01 version 0.6.3 テスト版
2023/10/25 version 0.6.2
Windows10以降
Chrome または Firefox
Edgeは使えません (Panst.jsが使用している画像形式に対応していないため)
Panst.js version 0.6.2 (2023/10/25)
Panst.js version 0.6.5 テスト版 (2023/11/21)
複数選択の使い方
検索画面でチェックボックスを1つ以上チェックすると選択モードになります。
選択モード中は画面下部に「全選択」「タグ追加」等のメニューが表示されます。
また、アイテム詳細画面に移動することができなくなり、アイテムをクリックするとチェック/解除の動作になります。
チェックをすべて外すと元の動作に戻ります。
インポートの使い方
WhiteBrowserからタグとコメントをインポートするには、まずPanst.jsで初期設定を行い「新着チェック」でビデオを登録します。
その後、Panst.jsのメニュー -> 「メンテナンス」でWhiteBrowserのデータベース(.wb)を指定してインポートします。
ファイルのパスが同じビデオからタグとコメントをコピーします。
0.6.2 (2023/10/25)
・使用しているライブラリー(プログラムの部品)を更新。機能はversion 0.6.1と同じです。以前のバージョンに上書きした場合は一度install.batを実行してください。
0.6.1 修正差分 (2023/10/23)
・マーク検索ボタンをアイテム検索画面以外で押すとエラーになるのを修正。
・一部の文言の修正。
・アナライズにカットの数を表示。
0.6.1 (2023/10/21)
・ブックスキャンでデータエラーを無視するようにした。一部壊れたアーカイブファイル、画像ファイルでも取得できるようになります。
・ブックスキャンで画像が1枚もない場合はスキャンエラーにするように仕様変更。(以前は0ページで正常終了)
・エラーメッセージ修正。
0.6.0 修正差分 (2023/10/17)
・ソートや表示件数が保持されないバグを修正。
・検索画面上部に現在のページ数を表示するようにした。
・マーク検索画面でグリッド表示の大きさ切り替えができるようにした。
・マーク検索画面でソートや表示件数を表示するようにした。マークのソートや表示件数はアイテム検索画面の条件を引き継ぎます。
0.6.0 (2023/10/16)
・version 0.5.0以前とデータベースに互換性がありません。
・カットにメモを書けるようにした。カットをクリックすると表示されるカットダイアログで入力できます。
・ビデオのマニュアルカットで5秒進む、戻るボタンを設置。
・検索ワードリストに、現在の検索ワードを追加するボタンを設置。
・新着チェックが終わったら通知が表示されるようにした。
Panst.jsを起動するには以下のアプリが必要です。
リンクからダウンロードしてください。
Node.jsについて
Panst.jsはNode.js用スクリプト(テキストファイル)なのでそのまま実行できません。Node.jsに読み込ませて実行します。
ffmpegについて
ffmpegはビデオ変換アプリです。Panst.jsはffmpegを使ってビデオを扱います。
ダウンロードできたら以下の手順でインストールします。
Node.jsをインストール
ダウンロードしたインストーラー(node-v20.x.x-x64.msi)を実行
NEXTボタンを押していけばいいです。
Panst.jsを適当なフォルダーに解凍
Program Filesの下には入れないでください。
ffmpegを解凍して、その中のbinフォルダーにある ffmpeg.exe と ffprobe.exe をPanst.jsのフォルダーにコピー
Panst.jsフォルダーの install.bat を実行
コマンドプロンプトが開いて必要な部品がダウンロードされます(約120MB)。
終了したら、何かキーを押してください。
Panst.jsフォルダーの panstjs.bat を実行
ファイアウォールの警告が出る場合は許可してください。
コマンドプロンプトが開いて、http://localhost:9000 と表示されたらインストールは成功です。
http://localhost:9000 をブラウザで開く
ブラウザで開いたページの右隅のメニュー (三) の中の「設定」をクリック
ビデオのあるフォルダーを指定
最初は少数のビデオのあるフォルダーを指定して試してください。
存在しないフォルダーを指定するとエラーになります。
ビデオプレイヤーを指定
フォルダー設定の下にプレイヤー設定があります。
ビデオプレイヤーはMPC-BEがおすすめです。ビデオプレイヤーにMPC-BEを指定すると、カット(後述)の位置から再生できます。
設定しなかった場合、再生ボタンを押すとデフォルトのアプリで再生します。
必要に応じてブックビューアも設定してください。NeeViewがおすすめです。
設定を書いたら右上の赤いボタン「更新」を押してください。
一番上までスクロールするか、ブラウザの戻るで最初の画面に戻って画面の右上「新着チェック」をクリック
ファイルの登録を開始します。
状況はPanst.jsのコマンドプロンプトを見てください。
しばらくしたらブラウザを再読み込みするか、検索ボタン(虫眼鏡のアイコン)を押してビデオの情報が表示されたら初期設定は成功です。
説明がないとわからない操作や注意点が、この後に書いてあるので目を通してください。
panstjs.batを実行してください。
コマンドプロンプトをXボタンで閉じてください。
新着チェック中などでも問題ありません。
Panst.jsのフォルダーを削除してください。
必要なければNode.jsもアンインストールしてください。
画面上部の検索ボックスに検索したい単語を入れてください。フォルダー名、ファイル名、タグ、メモ(コメント)から検索します。
空白で区切って絞り込みできます。
その他に以下のような特殊な検索があります。
注意
OR、NOT、VIDEOなどは半角大文字にしてください。
>5mや<5pのmとpは半角小文字です。
VIDEO 動物 !★★★ >60m NOT ライオン
この例では、
という条件のアイテムが検索できます。
この場合はビデオの再生時間を条件にしているため、「VIDEO」は無くても同じ結果になります。
条件は前から順に解釈されるので、順番によっては結果が変わります。
YOMI どうぶつ OR しょくぶつ
この場合は以下のような意味です。
画面上部のマーク検索ボタン(しおりのアイコン)を押すと一覧表示できます。
このとき検索ボックスの検索条件が有効です。
検索ボックスに何か入力した状態でエンターキーを押すか検索ボタンを押すとアイテムを検索し、マーク検索ボタンを押すとマークを検索します。
Panst.jsは画像をまとめたアーカイブ(ブック)も対応しています。
検索、カット取得等、ビデオと同様の管理ができます。
ビデオとブックでデータベースを分けずに扱います。
Panst.jsにはファイルを操作する機能は今のところありません。
ファイル移動やリネームはエクスプローラーで行ってください。
Panst.jsで管理しているファイルを移動やリネームした場合、次の新着チェック時に追跡します。
追跡できた場合は、タグ、メモ、ビデオ情報、カットなどをそのファイルに移します。
追跡する場合は以下の順番で探します。
ビデオは「サイズや更新日時が全く同じものがほとんどなく変化しない」ことを前提とした仕様です。
サイズや更新日時が変わっていなければ、だいたい追跡できるはずです。
同じ条件で複数のファイルが該当する場合は、そのうちの1つを移動先とみなします。
Panst.jsは自動的に新着チェックはしませんので、ファイルを追加したり移動したりしたら新着チェックしてください。
Panst.jsとバンドルしているパッケージのライセンス
同梱している7-Zipのライセンス
スクリーンショットで表示しているビデオのクレジット
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